新型コロナウイルスにおける感染拡大防止のため、
EN-YU MarcheおよびEN-YU 映画会の21日『お百姓さんになりたい』の上映は延期させていただくこととなりました。
『お百姓さんになりたい』のチケットご購入済みの方には、個別にご連絡のうえ、ご返金いたします。
楽しみにしていただいておりました皆さま、大変申し訳ありません。
事態の収束を待って、改めて開催日程をお知らせしたいと思います。
皆さまにおかれましても、
くれぐれもお身体ご自愛のうえお過ごしください。
2020年2月28日
圓融寺
EN-YU Marche事務局
真実の姿とは
内も外もなく、主も客もなく、ただ働きそのもの
『全機現』とは、すべての働きが今ここに全部現れているということ
舟に自分が乗って竿を水の中に入れて漕ぐとき、
舟に乗っている私とは一体どういう存在なのか。
私がいることによって舟になっているのではないか。
舟を舟たらしめているのは私なのだから、私も舟であり、
水や川や岸といったものすべては舟なんだ
そうやって考えると宇宙全部が舟になる。
一つひとつの存在がバラバラではなく、すべては舟の働きとなり、
一つの存在としてつながってこの世の中にがある。
それを「全機」というふうに道元禅師は言っているんですね。
オーガニックは言い換えれば「有機」です。
そういうと有機野菜のように食べ物についてしか言われませんが、
本来もっと幅広い思想で、全部の働きが調和してお互いにお互いを
支え合っている状態を言うわけです。
まさに「全機」です。
出典:致知出版社「生きる力になる禅語」横田南嶺・阿純章より(途中一部中略)
食を通じ、今ここに
「生きていることをちゃんと感じて」
何が大切なことか
「自分で考えて選択する」
場を創造する。
自然や作物に本気で向き合っている
生産者を応援し、食べる人との縁を紡ぎ
みんなが一つになるひと時を
マルシェで提供する。
「生きていることをちゃんと感じる」とは?
圓融寺の「圓融」とは、
全てが丸く溶け合うという意味があります。
作る人と食べる人、
自然と人間とをひとつにし、
おいしい!たのしい!
と感じてもらう時間を提供することで、
今ここに生きるよろこびに
気づく場にしたいと考えます。
「自分で考えて選択する」とは?
「食」は生きる根源のテーマでもあります。
何を食べて生きるのか、
一人一人が改めて考えることが
できるようなきっかけづくりをします。
EN-YU Marche
日 時/2020年3月21日(土) 9:00~15:00
場 所/経王山圓融寺 境内(目黒区碑文谷1-22-22)
※雨天決行・荒天中止
◎EN-YU 映画会◎
今回の EN-YU Marche は、生きること、食べることを考えるきっかけづくりとして、 映画上映会を同時開催します。
作り手の立場から「食」を描いた『お百姓さんになりたい』と、
食べる側から「食」を描いた『たねと私の旅』の 2 本です。
わたしたちが毎日、何を大切にして口 にするものを選び、食べ、生きていくのかを考えるためのヒントが詰まった 2 本であり、その私たちの日々の営みがこの社会を創造しているということに気づかされる内容です。
<日時>
2020年3月21日(土)13時~ 『お百姓さんになりたい』
上映終了後、住職と主演の明石誠一さんによるトークショーあり
入場料 1000円 高校生以下無料
2020年3月22日(日)14時~ 『たねと私の旅』
上映終了後、映画レシピの試食会と、トークショーあり
入場料 1500円 /パンフレット(900円)付 2300円 高校生以下無料
チケット購入方法ほか、詳細はこちら
◎青空写経◎
10時~15時 参加自由 500円
気軽に写経ができるブースを設けます。
写経用紙、筆ペンも用意されているので、どなたでも参加可能です。
お手本は『観音経』をご用意しました。
般若心経に並び昔から親しまれており、観音様が私たちをあらゆることから守ってくださるとてもパワーのあるお経です。写経を通じて、まっさらな気持ちで食と向き合っていただけます。
※観音経は長いので、写経をするのはその一部『世尊偈』になります。
今回も、手をかけて愛情込めて、大事に育てられた食べ物が並びます。
よい品物は午前中に売り切れごめん!
ぜひお気に入りの出店者とおしゃべりも楽しみながら、美味しい発見をしてみてください。
※お寺へのお電話のお問い合わせはご遠慮ください。